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科学的に適職を選ぶ必要性
- 幸福を重視した職業選び
- 高収入や社会的地位ではなく、幸福感を最大化する仕事が「適職」であるとされます。例として、高収入でもストレスが多ければ幸福度は低く、やりがいがあっても生活に苦労する場合も同様です。したがって、バランスが取れた職業を探すことが重要です。
歴史的な背景と現代の職業選択の難しさ
- 職業選択の自由は比較的新しいものであり、歴史的には親の仕事を受け継ぐことが一般的でした。現代のように自由に選べる職業が増えたことが、むしろ悩みの原因にもなっています。
- コロナ禍がもたらす変化
- 終身雇用の崩壊や100歳時代の到来により、複数の職業を経験することが当たり前になっています。また、コロナによって「アフターコロナ」「ウィズコロナ」という新しい生活様式の中で適職を考える必要が生じています。
- 職業選びの幻想
- 好きなことを仕事にする幻想
- 歴史的な偉人たちでさえも「好きなことを仕事にしていない」例が多いと述べています。例えば、スティーブ・ジョブズはスピリチュアルな探求が好きでしたが、実際にはIT企業を成功させました。
- 高収入が幸福をもたらすという幻想
- 研究によれば、収入が増えると幸福感も増すが、その関係は年収800万円程度でほぼ横ばいになります。したがって、高収入は幸福の必要条件ではありません。
- 成長が期待される業界にこだわる幻想
- 専門家でさえ将来の業界動向を予測するのは難しいため、成長業界を基準に職業を選ぶのは不確実な要素が多いとしています。
職業選びの基準
- 7つの徳目
- 筆者は本書のハイライトとして「7つの徳目」で職業を選ぶことを推奨しています。
「科学的な適職」に基づき、満足度の高い仕事を見つけるための「7つの徳目」について紹介しています。以下がその内容です。
満足度を高める7つの徳目
- 裁量権があるか
- 仕事の進め方やスケジュールなどを自分で決められる裁量があるかが、仕事への満足度を高めます。自由度の高い仕事は自己表現や成長を感じやすくなり、やる気を引き出します。
- 進歩している感覚があるか
- 仕事において成長や達成感を感じると、やる気が湧きます。小さな達成感を積み重ねることで、前向きなモチベーションを維持しやすくなります。
- 攻撃型と防御型のどちらに適しているか
- 自分がリスクを取る「攻撃型」か、安定志向の「防御型」かに合わせて仕事を選ぶことが大切です。例えば、ITやクリエイティブ業界は攻撃型に向いており、経理や法律などの仕事は防御型に適しています。
- 仕事内容と報酬が明確か
- 成果や報酬が明確であればあるほど、モチベーションが高まります。曖昧な評価システムや成果に応じた報酬が不透明な職場では、満足度が低くなることが多いです。
- 業務内容が多様であるか
- 単調な仕事は満足度を下げるため、業務の幅や多様性がある職場が推奨されています。たとえば、映画製作会社ピクサーでは従業員が複数の業務スキルを学べるシステムを導入し、長期的な満足度を向上させています。
- 仲間がいるか
- 職場に似た考え方や価値観を持つ友人がいると、仕事への満足度が高まります。職場でのつながりがあることで、日々のモチベーションにも良い影響が生まれます。
- 他者の生活に影響を与えるか
- 仕事を通じて社会や他人に貢献できることが、自己満足や幸福度を高める重要な要素です。自分の行動が誰かの役に立っているという意識が、仕事への誇りややりがいをもたらします。
適職選びの手順
著者は、これらの項目をもとにマトリックス分析で仕事を選ぶことを推奨しています。具体的には、職場や仕事内容について各項目をスコア化し、重要な要素に重みをつけて判断することで、精度の高い意思決定ができるとしています。
結論
「何をしているか」を意識して仕事の意義を見出すことで、「ヘルパーズハイ」という、他者貢献から生まれる満足感が得られます。


