また地震のニュースを見る日常に、私たちは慣れすぎていないか
最近、地震のニュースが続いている。
今日も鳥取県で揺れがあった。
大きな被害が出なかったことに安堵しつつ、
どこかで「またか」と受け止めている自分にも気づく。
日本に住む限り、地震は避けられない。
それが分かっているからこそ、
考えること自体を無意識に先送りしてきた人も多いのではないだろうか。
日本は、なぜこれほど地震が多いのか
改めて事実を整理してみる。
日本は、世界でも珍しいほど地震が集中する場所にある。
ユーラシア、北米、太平洋、フィリピン海。
4つのプレートが重なり合う場所に位置するのが、日本だ。
地震が多い地域として知られるのは、
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太平洋側(東北・関東・東海・四国)
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内陸の活断層帯(近畿・中部・山陰)
鳥取もまた、内陸型地震が起きやすいエリアの一つとされている。
「安全な場所」は存在しないが、「傾向」はある
ここで、多くの人が知りたい問いに向き合いたい。
今後、どこに住めば地震リスクは低いのか。
結論から言えば、
地震が起きない場所は日本には存在しない。
ただし、確率や傾向の差はある。
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太平洋沿岸部
→ 南海トラフや日本海溝など、巨大地震の想定震源域が近い -
内陸部
→ 活断層による直下型地震のリスク -
比較的リスクが低いとされる地域
→ 活断層が少なく、プレート境界から距離があるエリア
重要なのは、
「地震が来ない場所」を探すことではなく、
地震が来る前提でどう備えるかという視点だ。
経済と同じで、リスクは“分散”と“可視化”が鍵になる
リスクをゼロにすることはできない。
だが、
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どこにリスクがあるかを知る
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一点集中を避ける
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想定外に備える余白を持つ
これだけで、被害は大きく変わる。
住む場所を選ぶときも、
資産を持つときも、
「起きたら終わり」ではなく、
「起きても立ち直れる設計」が重要になる。
これからの時代、住まいも“意思決定”になる
地震は天災だが、
備えは完全に人災を減らせる領域にある。
ハザードマップを見る。
建物の耐震性を確認する。
家族で避難経路を共有する。
それは恐怖に備える行為ではなく、
未来を続けるための投資だ。
読者への余白として
今日の地震は、明日の自分には関係ない。
そう思うこともできる。
けれど、
「知っているか、知らないか」
「考えたことがあるか、ないか」
その差は、いざという瞬間に確実に現れる。
完璧な安全地帯はない。
だが、選び方はある。
この揺れをきっかけに、
一度だけでも、自分と家族の“足元”を見直してみてほしい。
それだけで、このニュースの意味は変わる。


